業務紹介
わたしたち、三陽工芸ができること
AとBの間で
三陽工芸は
どのように
振る舞うのか?
私たち三陽工芸は今年(2025年)で設立から40期を迎えます。この40年の間、多くのお客様との出会い、お声がけをいただ、またお取引開始後も色々なご相談も受けてまいりました。そのさまざまなご事情・ご用件・お困りごと、色々とございました。ここで突然ですが、仮にお問合せの内容についてA, Bの2つのタイプ分けてみました。
“A”はお客様の印刷委託先の開拓や、何かしらの事情で移管先を探す目的であって、お客様の要望や目的は明確かつ具体的で、通常は図面や資料を介した見積もりのやりとりが主になります。
“B”はサイトで紹介した弊社技術への問い合わせから、印刷で可能かどうかわからないものまであり、お客様・弊社ともどもプロセスを手探りで進めていく、というような場合です。
もちろん実際にはAとBにはっきり区別できるものでは無いのですが、ではA–B両極の振り幅の間にあるご相談に、三陽工芸がどのように応えているか(業務体制を持っているのか)?についてチャートで表してみたいと試みます。
TYPE :

- 新しい印刷委託先を開拓したい。
- 委託先が廃業してしまった。
- 印刷品質に関するトラブルが多く困っている。
- 印刷の外部委託は初めて。
- 図面等の印刷/加工内容が分かる資料がある。
- 従来品など製品の現物はあるが、図面や版下などはない。
- ご提示可能な資料は?(印刷図や製品の形状、材質が判る成形/加工図、あるいは製品見本などはありますか?)
- お問合せのご経緯は?これまでどのようなご状況でしたか?
- 重要視されているポイントは?
- 材料やプロセスの新規 / 代替え提案は可能ですか?
を元に、
幅広く
柔軟
に対応 /
提
案できます。
- これまでの印刷トラブルの解消、改善。
- ターゲット価格/予算、あるいは製品の品位、求められる品質感に合わせた、最適なプロセス。
- (図面などがない)製品見本からの立ち上げ。
- 他の印刷会社から難しいと言われた案件の対応...etc.
現在進行形のノウハウ創り
- シルクスクリーン、パッド、インクジェットの、表現領域を相互補完する印刷手法にノウハウを持っており、ご案件に最適となるプロセス設計を提案します。これは試作/開発の領域で得られた経験、実績によって現在進行形で培われています。
- 一般工業製品印刷以外にも高い意匠性、機能性の印刷にも開発/量産の実績があり、他社では対応の難しい複雑な表情の印刷なども行っています。
- 社内関連加工、外部協力会社の連携を行い、パーツ/サブアッシー品での納品対応が可能です。

実現方法の多様性
- 版下、型類、治具の設計製作、インクの調色は全て社内で行っています。既に図面や版下の情報のない、かなり昔の製品のレストアの場合でも、現物から採寸/トレース/書体選定など行うことで、印刷することが可能です。
- 複雑な製品の形状に対しても、上の複数プロセスのアプローチと共に、条件制約をフォローできる版や治具設計の多くのノウハウを持っています。
- インクの発色性、質感付与、感覚/知覚的アプローチに多くの実績を持ちます。

- 全ての社員がPC / タブレットなどの端末を持っており、社内ネットワークにより図面や仕様/工程/品質事項 / 作業進捗/納期/在庫などの生産情報へ常時アクセスできる体制を構築しました。情報は全て同期的、一元的に管理されております。
- 受注から生産情報、担当者や出荷、不具合、在庫管理、納品書/請求書の発行まで、一貫したシステム上で管理され、万が一の際でもトレーシングが容易です。
- 生産管理システムは全て自社開発し、ご案件毎に必要となるシステムも個別に製作しています。


TYPE :

- デザインは完成しているが、指示の言語化、数値化ができない内容で図面化/伝達が難しい。あるいは具体的なプロセスが不明。
- 考えた仕様が実現可能なものなのか判断がつかない。
- 実現したいアイデア/コンセプトとなるイメージのみある。
- 印刷物ではないサンプルはある。(これを印刷で表現できないか?)
- 実現されたいことは? 設計/デザインの背景/文脈となる意図、コンセプトは?
- 「実現」と言えるレベル、完成度は?
- 参考となる資料、製品、技術などありますか?
- 想定される開発規模は?
- ご提供/ご協力頂ける、貴社の技術、リソースは?
の知見を
駆使し、
試作開発を
行います。
- 関連 /可能性のある既存技術のピックアップ。
- 実績や経験をベースに、開発方向性、検証条件策定、試作ステップの考案。
- 成果物に対する、図面化/生産管理運用に関する事項の提案、アドバイス...etc.
- ヒアリングによってご案件の本質的な目的を理解します。その上で、現実の制約 / 条件の中で実現可能な(あるいは可能性のある)方法を検討し、技術候補の提示 / 提案をいたします。
- 提案に当たっては、これまでの開発、量産実績での経験 / 知見に基づき、可能な限り論理的に、方法/原理、不確実性/懸念事項も含め、ご説明いたします。

- 事前検証、理論試作〜本試作のステップ、検証の水準設定など行います。
- 私たちが持つ印刷/加工のプロセスおよび、用品製作/生産技術の知見をフル活用し、既存のプロセスはもちろん、これまでにない方法であっても可能性があればトライします。
イメージの実現を
追求する
- 試作製作には技術と経験を積んだ技術者が担当しますので、試作結果/成果物の評価についてはお客様主導となりますが、プロセス内で生じた現象など、技術的補足事項の説明はしっかりといたします。

- 結果製品生産を目指す段階となる際は、運用面での品質基準の設定案、図面化のサポート(文言表記、工程概要等)も行います。
(※成果物の帰属性は基本的にはお客様側にありますが、詳細は機密保持契約等での協議、ご相談となります)
- 製造社員の知識と技術レベルを、定期的な社員面談、スキルアップ指導、ミーティングによるノウハウ共有によって維持、向上できる体制を作っています。
- 皆様からのさまざまなご要望、イメージをカタチに出来るよう、人と同様に設備の充実も図っていきます。イメージの実現/具現化に積極的に取り組むことで、そのこと自体が次の挑戦へのレディネスに繋がっています。


TYPE :

- 新しい印刷委託先を開拓したい。
- 委託先が廃業してしまった。
- 印刷品質に関するトラブルが多く困っている。
- 印刷の外部委託は初めて。
- 図面等の印刷/加工内容が分かる資料がある。
- 従来品など製品の現物はあるが、図面や版下などはない。
- ご提示可能な資料は?(印刷図や製品の形状、材質が判る成形/加工図、あるいは製品見本などはありますか?)
- お問合せのご経緯は?これまでどのようなご状況でしたか?
- 重要視されているポイントは?
- 材料やプロセスの新規 / 代替え提案は可能ですか?
豊富な実績
を元に、
幅広く
柔軟
に対応 /
提
案できます。
- これまでの印刷トラブルの解消、改善。
- ターゲット価格/予算、あるいは製品の品位、求められる品質感に合わせた、最適なプロセス。
- (図面などがない)製品見本からの立ち上げ。
- 他の印刷会社から難しいと言われた案件の対応...etc.
印刷から関連加工まで、
現在進行形のノウハウ創り
- シルクスクリーン、パッド、インクジェットの、表現領域を相互補完する印刷手法にノウハウを持っており、ご案件に最適となるプロセス設計を提案します。これは試作/開発の領域で得られた経験、実績によって現在進行形で培われています。
- 一般工業製品印刷以外にも高い意匠性、機能性の印刷にも開発/量産の実績があり、他社では対応の難しい複雑な表情の印刷なども行っています。
- 社内関連加工、外部協力会社の連携を行い、パーツ/サブアッシー品での納品対応が可能です。

目的×条件=
実現方法の多様性
豊富な用品製作実績
- 版下、型類、治具の設計製作、インクの調色は全て社内で行っています。既に図面や版下の情報のない、かなり昔の製品のレストアの場合でも、現物から採寸/トレース/書体選定など行うことで、印刷することが可能です。
- 複雑な製品の形状に対しても、上の複数プロセスのアプローチと共に、条件制約をフォローできる版や治具設計の多くのノウハウを持っています。
- インクの発色性、質感付与、感覚/知覚的アプローチに多くの実績を持ちます。

TYPE :

- デザインは完成しているが、指示の言語化、数値化ができない内容で図面化/伝達が難しい。あるいは具体的なプロセスが不明。
- 考えた仕様が実現可能なものなのか判断がつかない。
- 実現したいアイデア/コンセプトとなるイメージのみある。
- 印刷物ではないサンプルはある。(これを印刷で表現できないか?)
- 実現されたいことは? 設計/デザインの背景/文脈となる意図、コンセプトは?
- 「実現」と言えるレベル、完成度は?
- 参考となる資料、製品、技術などありますか?
- 想定される開発規模は?
- ご提供/ご協力頂ける、貴社の技術、リソースは?
印刷・加工
の知見を
駆使し、
試作開発を
行います。
- 関連 /可能性のある既存技術のピックアップ。
- 実績や経験をベースに、開発方向性、検証条件策定、試作ステップの考案。
- 成果物に対する、図面化/生産管理運用に関する事項の提案、アドバイス...etc.
技術候補、アイデア提案
- ヒアリングによってご案件の本質的な目的を理解します。その上で、現実の制約 / 条件の中で実現可能な(あるいは可能性のある)方法を検討し、技術候補の提示 / 提案をいたします。
- 提案に当たっては、これまでの開発、量産実績での経験 / 知見に基づき、可能な限り論理的に、方法/原理、不確実性/懸念事項も含め、ご説明いたします。

検証/試作の立案と実施
- 事前検証、理論試作〜本試作のステップ、検証の水準設定など行います。
- 私たちが持つ印刷/加工のプロセスおよび、用品製作/生産技術の知見をフル活用し、既存のプロセスはもちろん、これまでにない方法であっても可能性があればトライします。
実績/知見を元に
イメージの実現を
追求する
結果と成果物
- 試作製作には技術と経験を積んだ技術者が担当しますので、試作結果/成果物の評価についてはお客様主導となりますが、プロセス内で生じた現象など、技術的補足事項の説明はしっかりといたします。

- 結果製品生産を目指す段階となる際は、運用面での品質基準の設定案、図面化のサポート(文言表記、工程概要等)も行います。
(※成果物の帰属性は基本的にはお客様側にありますが、詳細は機密保持契約等での協議、ご相談となります)



生産体制
- 全ての社員がPC / タブレットなどの端末を持っており、社内ネットワークにより図面や仕様/工程/品質事項 / 作業進捗/納期/在庫などの生産情報へ常時アクセスできる体制を構築しました。情報は全て同期的、一元的に管理されております。
- 受注から生産情報、担当者や出荷、不具合、在庫管理、納品書/請求書の発行まで、一貫したシステム上で管理され、万が一の際でもトレーシングが容易です。
- 生産管理システムは全て自社開発し、ご案件毎に必要となるシステムも個別に製作しています。
レディネス
- 製造社員の知識と技術レベルを、定期的な社員面談、スキルアップ指導、ミーティングによるノウハウ共有によって維持、向上できる体制を作っています。
- 皆様からのさまざまなご要望、イメージをカタチに出来るよう、人と同様に設備の充実も図っていきます。イメージの実現/具現化に積極的に取り組むことで、そのこと自体が次の挑戦へのレディネスに繋がっています。
技術と価値を
育てるのは?
Aに対するチャートは、問い合わせへの対応力がどのようなバックグラウンドで担保されているか?ということですが、この中で行われる量産生産(特に生産性(コスト・納期)と品質が問われる場ですが)の経験が、Bの問い合わせに対応する試作開発での現象解析や技法開発、方針立案の蓋然性に役立っています。
Bはお客様での設計・デザイン・開発段階での問い合わせへの弊社対応を段階的に表しています。ここの各ポイントにおいて先述の量産技術の経験が生きており、またこの試作開発の中で発見した要素は、量産技術の向上にフィードバックされます。この場での「まだ見ぬイメージの具現化」への取り組みは、単純に興味深いだけでなく、これまでの印刷技術の知見をフル活用でき、お仕事としてもとても面白いものですが、残念ながら成功しないことも少なくありません。
ですが、どういう結果であれ無駄であったことはなく、実際にその時はダメでも何か別の局面で–––それがAとBどちらであっても–––役に立った、という事例は数多くあり(*)ます。これは弊社の中でのAとB間のサイクルの関係だけではなく、お客様からの問い合わせを頂き、ご要望に関わり続けることで、弊社の技術レベルが引き上げられたということであり、そこで生まれる価値をまたお客様へ、そして社会へと還元する、という大きなサイクルを形成するものであると実感しています。